2007/05/20のダイビングログ ｜ 2007/05/20(日)

天候／気温	快晴／24℃	風向き	南西の風
水温	17-19℃	波の高さ	3.0-2.0m
透明度	15m	透視度	10-15m
ダイビングポイント

神子元ハンマーズファンの皆様、こんにちは！！
本日は、タイより凱旋帰国致しましたよしき目が、初ハンマーズログを担当させて頂きます。
つい昨日、父親に送られて、長い休養期間を経て下田へと帰って参りました。
さー古巣・雲見をガイドするぞー！と、意気込んだのもつかの間、『よしき明日ハンマーズだから』という一言で、本日よりハンマーズのトレーニング決定です。
ま、どこに配属される事になりましても、安全でアグレッシブなガイドを心がけるのみなんですけどね。

さて、そんなこんなで本日は、人生二度目のハンマーズトリップとなりました。
前回参上させて頂いたときには、見事一発でハンマー獲得。
なーんだ、ハンマーゲットなんて簡単なんだぁ、なんて話をするとハンマーズ常連の皆様から非難の集中砲火。
こりゃ、ハンマーズでは口にも気を付けなければいけないぞ、なんて教訓を得た前回。
身の引き締まる思いで、挑む二度目の神子元の海は僕を温かく迎えてくれ、、、るわけがありません．．．。
僕、舐めてました。忘れてました。
タイの海は３１℃。日本の海は１８℃。その差は１３℃もあるんです。
そう簡単に、順応出来るわけがありません。
入った瞬間は、あまりの感覚の違いに、茫然自失という四字熟語を思わず浮かべてしまいます。
『ダイビングってこんな感じだったっけ？？？』
そして、僕の混乱が収まるより先に訪れる、ザ・神子元の流れの洗礼。
『あぁ〜、川の流れのように〜♪』
なんて、悠長な事は言ってられません。
完全に、泡が横に流れていきますね。
そんな泡の急流を眺めてるうちに、なぜか笑いがこみ上げてくる僕。
「なんか、おもしれっ！」
なんつって、やっと正気を取り戻す事が出来ました。
あ、なんか最後にカンパチがちょろちょろっと見れた気が。

そして、めくるめく二本目。
お客様方、完全に心が折れてしまったご様子。
船上ではポキッという音が何度か轟いた気がします。
しかし、そこは神子元の長・Ｊ店長が粋な言葉をお客様にかけるとあら不思議。
「しょーがないなー」
なんていう威勢のいい声と共に見事皆様復活です。
やる気満々で望んでみると、あら、今度は流れがちょろちょろです。
そして、床にはででんと寝そべる巨大なコロザメがいたり、でっかいカンパチや、ホシエイなんかも飛んでいきます。
そして、根の周りにはわんさかイサキやタカベがきらきら流れていきました。

一本目は流れの洗礼。
二本目は様々な魚に取り囲まれて、思いっきり神子元を堪能する事が出来ました。
が、ほんとに僕がこの海ガイドするんですか？

皆様、今期も宜しくお願い致します。

よしき